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א

アレフ

Alef
発音 無声(母音の担い手)
順番 アレフベット第1文字
語源 牛(フェニキア語 alp)

字形の由来

アレフの字形は、古代フェニキア文字に遡ります。その形は「牛の頭」を横から見た姿に由来し、やがてヘブライ文字に受け継がれました。アルファベットの「A」も同じ起源を持っています。

アレフは独自の子音音を持たず、母音記号と組み合わさることで発音が生まれます。アレフベットの中でも特別な存在で、最初の文字としてさまざまな神学的・象徴的な意味が与えられてきました。

聖書に登場する単語

אֱלֹהִים
Elohim
神
旧約聖書で最も多く使われる神の名のひとつ。形は複数形だが、単数の神を指す場合に使われることが多い。創世記1章1節「初めに、神は天地を創造された」の「神」がこの語。
אֶרֶץ
Eretz
地、土地、国
創世記1章1節「神は天(שָׁמַיִם)と地(אֶרֶץ)を創造した」に登場する。「イスラエルの地」「約束の地」など、旧約聖書全体で重要な役割を持つ語。
אוֹר
Or
光
創世記1章3節「神は言われた。『光(אוֹר)あれ』。すると光があった」。旧約聖書の中で最初に神が語った言葉の目的語。
אָדָם
Adam
人間、アダム
固有名詞「アダム」であると同時に、「人間」「人類」を意味する普通名詞でもある。「大地(אֲדָמָה / Adamah)」と語根が関連しているとされる。
אִישׁ
Ish
男、夫、人
創世記2章23節でアダムが女性を見て「これをイッシャー(אִשָּׁה)と呼ぼう、イッシュ(אִישׁ)から取られたのだから」と言った場面は有名。
אֵם
Em
母
「父(אָב)」と対で使われることが多い。「すべての生きている者の母」(創世記3:20)でエバに与えられた称号にも含まれる。
אָב
Av
父
「あなたの父と母を敬え」(出エジプト20:12)など、十戒を含む多くの箇所に登場する基本語。「アブラハム(אַבְרָהָם)」の最初の音節もこの語に由来する。
אַהֲבָה
Ahavah
愛
旧約聖書全体を通じて使われる「愛」の基本語。「あなたの神、主を愛せよ」(申命記6:5)など、信仰の中心的な命令の中に登場する。
אֱמֶת
Emet
真理、真実、誠実
「主の道はみな、契約(חֶסֶד)と真実(אֱמֶת)」(詩篇25:10)のように、神の性質を表す語として頻繁に登場する。「アーメン(אָמֵן)」と同じ語根に由来する。
אָמֵן
Amen
アーメン(誠に、確かに)
礼拝や祈りの締めくくりに使われる言葉。「確かである」「信頼できる」という意味の語根に由来する。ヘブライ語からギリシア語・ラテン語を経て世界中の言語に広まった。
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アレフベット全22文字

א Alef ב Bet ג Gimel ד Dalet ה He ו Waw ז Zayin ח Het ט Tet י Yod כ Kaf ל Lamed מ Mem נ Nun ס Samekh ע Ayin פ Pe צ Tsade ק Qof ר Resh שׁ Shin ת Tav
ベートב

聖書の引用は特記のない限り、聖書 新共同訳(日本聖書協会)による。

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